京都大学建築学教室 神吉研究室

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和知駅

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和知駅前景
当研究室では、京都府船井郡京丹波町にあるJR山陰本線和知駅の駅再生プロジェクトに携わっています。和知駅は京丹波町内に4駅あるJRの駅の中では最も利用者の多い駅ですが、1日の利用者は約180人ほどです。現在、地元の方々が、駅員として働いたり駅内の喫茶店を運営したりするなど献身的に駅や周辺を維持しています。
当研究室は、和知駅が地域における中心として鉄道利用者のみならず町民の方々が集い賑わう場所であり続けるために、駅舎の内部空間および周辺空間の設計を行いました。引き続き、今の和知が持続するために、拠点やネットワークづくりしていこうと活動しています。

日本建築学会において本プロジェクトの取組みを発表しました

2017年度日本建築学会大会(中国)建築デザイン発表会交通部門において、「小さなまちの拠点 和知駅待合空間改修プロジェクト」と題して改修過程や完成後の使い方について発表しました。梗概へのリンク

わちサイクリング動画を作成しました

「和知カフェ」の様子

和知の魅力を発信するため、動画を作成しました。動画内で使用している自転車は貸し出しを行っています。

和知駅お披露目会を行いました

「和知カフェ」の様子

和知駅にてわちカフェを行い、竣工した和知駅をお披露目しました。当日は、わち山野草の森にてはるいろさくらまつりが行われていたため、たくさんの方に和知駅のことを知っていただくことができました。和知駅内にあるやまゆりカフェのご協力でさくら茶を無料で振舞っていただきました。

和知駅が竣工しました

図面

みなさんのご協力の結果、和知駅が完成しました。

日本建築学会において本プロジェクトの取組みを発表しました

2016年度日本建築学会大会(九州)建築デザイン発表会交通部門において、「和知駅再生プロジェクト―地方におけるこれからの「駅」の役割―」と題して本プロジェクトの内容を発表しました。梗概へのリンク

「はるいろさくらまつり」コラボ企画「和知カフェ」を実施しました

「和知カフェ」の様子和知地区で4月に行われるアートを中心としたイベント「はるいろさくらまつり」にあわせて、当研究室は鉄道を利用して祭を訪れる人が列車の待ち時間を過ごすための青空カフェ空間「和知カフェ」を企画・実施しました。駅内喫茶店「山ゆり」、駅前で「金曜宵の市」を開催する和知駅前活性化委員会の協力で軽飲食を販売して頂き、また設営等は京丹波町和知支所に、木製ベンチは町内にある京都府林業大学校にご協力頂き、写真のような布屋根の待合空間を設営しました。
当日は天気も良く布が風にたなびきながら浮かんでいる下に気持ちの良い憩いの空間が広がり、外からのお客様を始め近所に住む子供たちやお年寄りにも多く集まって頂けました。